家庭倫理の会 名古屋市


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2012.3.11  地域清掃奉仕活動

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 当日はちょうど東日本大震災から一年。開始前には東北に向かって黙祷を捧げました。「今日の命がある事に感謝してまごごろで清掃をしましょう」と会長の挨拶があり、その後清掃の心得を斉唱し、昇り来る朝日に照らされた参道を心を込めて清掃しました。市内では午前中「名古屋ウィメンズマラソン」が開催されるため、全国から多くの参拝者が訪れる、名古屋の名所熱田神宮を清掃できる事に誇りを感じながら清掃しました。



2012.3.30  青年学習会

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テーマ:第3講
「即行・・・気づいたことは即行即止、
              間髪いれずに実行を」
 普段何かと気づくことが多い中、「まぁいいか」とつい後回しにして、結局忘れてしまうことはチャンスを逃がすことになる。気づいたときにすぐ適切に処置すれば、心にかかることもなくなり、常に実力を発揮できるということでした。だれもが持っているはずの第6感が鈍くなってしまう のは「わがまま」で気づきを見過ごしているから。第6感の気づきを見過ごさないための訓練の実践として「朝、目が覚めたらサッと起きる」や「後回しにしない」など例題を交えていかにそれをすることで効率が良くなるかを教えて頂きました。



2012.4.8  地域清掃奉仕活動

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 4月になり、集合時間の6:30には朝日が境内に明るく差し込み、爽やかな青空の下皆さんが集まって来ました。この日は冬のような冷え込みで寒い朝でしたが、参道を清掃させて頂いているうちに、体 も温まってきて良い運動にもなりました。終了後の感想発表では、「清掃の仕方を工夫し少しずつ落ち葉を集めた方が楽に早く出来た」初めて参加の方がはつらつと発表されたのを始め、皆さんが神宮の杜を清掃して気持ちが良いと感想を述べられました。
 桜咲く好天に恵まれこの日は参拝者も多く、「おはようございます」と朝の挨拶も気持ち良く清々しい朝になりました。今月の参加者は34名。来月も皆様の参加をお待ちしています。



2012.4.15  平成24年度家庭倫理講演会

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 当日は桜も咲き誇り、好天に恵まれた素晴らしい日和となりました。今年度の講師は丸山敏秋理事長のため、遠方からも多くの方々がいらっしゃいました。定員800名のホールは満席となり、関係者は立ち見やモニター画面を見ての聴講となりました。

☆会長挨拶
 先ずはじめに、会を代表し渡邊龍美会長が「深刻化する青少年の非行・犯罪、少子高齢化、結婚したがらない若者や離婚の増加、自宅介護など、我が国が抱える問題は深刻かつ多岐に渡っております。倫理研究所はこうした諸問題の発生する要因の一つは、モラル意識の崩壊、家庭教育力の低下にあるのではないかと考えております。本日は“感動が心の扉を開く”をテーマに、家庭教育の重要性を説き、夫婦・親子のあり方を見つめ直して、家庭における感謝や報恩の心の涵養と実践を訴えて参ります」と挨拶しました。


☆名古屋市教育長挨拶
 皆さんこんにちは。ご紹介頂きました名古屋市教育長の伊藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 本日は家庭論理講演会がこのように盛大に開催されますことを、まずもって心よりお祝い申し上げます。また、ご参加の皆様には日頃から名古屋市の教育行政あるいは市政の各派に渡りまして多大なお力添えを頂きまして御礼申し上げます。
 さて、東日本大震災から1年以上がたちました。なかなか被災地の復旧復興が進まない状況でございます。今後は目に見えるような形で被災地の復旧復興が進むことを願っております。名古屋市でも、被災地での支援に積極的に取組んでおります。陸前高田市が岩手県にございますが、市の職員も沢山亡くなりまして名古屋市役所をあげて「丸ごと支援」という形で支援しております。多い時で名古屋市の職員が30名くらい陸前高田に行きまして市の仕事に従事しておりました。私も昨年夏に陸前高田を訪問いたしました。市街地は大変広いのですが、津波に襲われ市の庁舎をはじめ多くの建物が損壊しました。人口が24000人ほどですが、そのうち1700名以上が亡くなったり、あるいは未だに行方不明となったり、そのうち市の職員も沢山亡くなっております。改めて被災地を訪れ支援の必要性を感じました。その際、小学校・中学校数校も訪問させて頂きました。震災から数ヶ月経っておりましたので、比較的落ち着いて子どもたちも明るく振舞っているように思いました。しかしながら、校長先生にお話を伺いますと、やはり子どもたちは一人一人が被災者である。自分自身やあるいは家族、また自宅が無事であっても近所の方、親戚の方あるいは友達が亡くなったり、その方たちの住居が流されたりして、本当に辛い悲しい思いをそれぞれが抱えているということでした。そんな中、子どもたちは学校で明るく元気に振舞っておりまして、突然訪問した私たちにも礼儀正しく挨拶をしてくれました。心を込めた挨拶が非常に心に残っております。被災地には名古屋市の他にも全国の自治体あるいはボランティアの皆様、自衛隊、警察の方々、いろいろな方が支援に入っておられまして、そういった支援を受けていることの感謝の気持ちが子どもたちの挨拶にこもっているのではないかと思いました。人と人とのつながりの大切さ、地域のつながりの大切さあるいは子どもたちに挨拶をすることの大切さ、こういったことを教わりました。これは一つの例でございますが、今回の震災で私たちは被災地の皆さん、あるいはそこに携わる皆さんから沢山のことを教えられました。そうしたことを教訓にして、今後の名古屋市の防災に強い街づくり、あるいは子どもたちの教育に活かしていきたいと考えているところでございます。
 名古屋市の教育委員会でも「あい、あい、あいさつ活動」に取組んでおります。11月1日に、1が3つつながるので「あい、あい、あいさつ」ということで、子どもたちの登校時に地域の皆様、PTAの皆様あるいは子ども達が連携してあいさつ活動を繰り広げました。こういったバッチを作り、取組んでいるところでございます。今後とも、家庭・学校・地域が連携して、あいさつ活動に取り組み、つながりのある地域づくりを目指して行きたいと考えております。皆様にもご協力賜れば幸いでございます。
 本日ここにお集まりの皆様におかれましては家庭をよくし、地域をよくするために「おはよう倫理塾」をはじめとした実践活動をすすめ、地域社会に貢献されているとお聞きしております。まさに人々の心を育て、助け合いの精神を育む実践に取組んでおられる皆様に改めて敬意を表したいと思います。私どもも皆様に学ばせて頂きたいと思っております。
 また本日は「感動が心の扉を開く」をテーマに親子のあり方を見つめ直し、感謝の心を育むことの重要性についての講演と伺っております。皆様の本日の学びが、明るくなごやかな家庭、そしてよりよい社会づくりにつながることに期待しているところでございます。最後になりましたが、本日ご参加の皆様の益々のご活躍を祈念致しまして私の挨拶とさせて頂きます。本日はおめでとうございました。


☆実践報告「認知症の夫とともに」
 倫理の学びによって、認知症を発症した夫の全てを受け入れ支えて行こうと、共に歩む決心をして実践したことで認知症の進行も止まり、また長年望んでいた娘の結婚も叶った喜びの報告をされました。
 始めは「これ以上悪くなったら困る」等と思い、口やかましく注意をしていたが生活倫理相談を受け、今まで主人が優しいのを良いことに夫のことを二の次にして全く気遣いが足りなかった自分を心から深く反省。「これから私が夫の全てを支えて行こう」と硬く決心し実践。また、ずっと気にかかっていた39才の娘の結婚に関しては「娘のことは心配せず、先ずは夫にしっかりと向き合い、心からお世話をさせていただこう。またできる限りの時間を一人でも多くの方に倫理の学びをお伝えしようと決心。娘はきっと丁度良い時に相応しい相手とご縁がある」と心から思えるようになった。その後一年もたたずに娘は良い相手と結婚し、主人の認知症は医師から現状を維持できているのでもう検査しなくても良いと言われた。今は主人のトイレの粗相も嫌わないように片付けれるようになり、理解しているか否か解らなくても何でも話すようにしている。こうして傍らに居てくれる事がしみじみと有難く嬉しいと思えるようになった。と話されました。言葉のひとつひとつにご主人への深い愛情と感謝そして絆の深さを感じる、心に響く素晴らしい報告でした。


☆講演
テーマ:「感動が心の扉を開く」
 暗くなった場内に静かに「思い出のアルバム」の音楽が流れ講演が始まりました。この曲はクリスチャンである幼稚園経営者が作詞し、僧侶である幼稚園経営者が作曲したと言う宗教の世界では凡そ有得ない事がこの曲では実現していると紹介されました。そして、昨年4月に被災地を訪れた折のスライドが映し出されました。瓦礫の中を懸命に何かを探している人々。それが当に思い出のアルバムであったことに触れられました。震災前に大きな問題となった「無縁社会」。しかし、この震災によって私たちは家族の絆や周囲の人々との絆の大切さを思い知らされました。

 また、昨年脚光を浴びた小惑星探索機「はやぶさ」。最後に自分の身を焼きつくし使命を全うするという「自己犠牲」の精神が深く人々の心に感動を与えました。深い感動は心よりもっと深いところ、すなわち“魂”に響きます。「深く感動した時世界は消えていく。その時自分が自分自身になり、自他一如となる。」深い感動体験を人生の中で一度でも経験できると生き方が変わってきます。そういうチャンスは誰にでもありそのチャンスがどれくらいあるかが人生の質を決めるのです。女性は新しいいのちをこの世に送り出すという素晴らしい、深い感動とともに自分が消えていくような体験をするチャンスが与えられていて羨ましく思います。

 生はまた、死によって深みを増します。死を研究した精神科医エリザベス・キュブラー・ロスは、死を直視することでいのちとつながる感動とともに深く我々は生きられると教えました。人間は学ぶために地球におくられてきたのであり、人間は死ぬ瞬間とても美しくさなぎが蝶になるように違う次元に飛んで行くと述べています。人間の肉体は消えても残るものがある。人間は死なないのだとロスは説きました。これをどう捉えるか、どう考えるかは皆さんの自由です。

 さて、感動とは魂に響く温もりであり、温もりは肯定的なプラスの感情ですが、人生を高めてくれるプラスの感情を感動が引き出してくれるのです。マイナス感情は生きる力を損ない、人生を変えることはできません。感謝・愛・尊敬などのプラスの感情は自分を変える勇気を与えてくれます。“自分を変えるエネルギー”になるのです。

 個人として一番の人間関係は親子ですが、家庭の基本の人間関係は先ず夫婦です。夫婦は親子とは違うジャンルの関係であり、他人同士なのです。ですから、ずっと上手く行くなどと言うことは決してありません。“上手くいかない相手と遭えて出会う”のは先ほどの精神科医、ロスの言う「人生で学ぶため」なのです。相手を変えようとしても上手くいきません。自分が変われば相手が変わる。これが倫理の基本です。しかし、「自分は変わりたくない」というのが人間本来の感情なので、これが大変難しくまた実践しがたいところです。しかし真剣に何とかしたいと思うのであれば、まず今までの自分と違う自分をつくる実践をし、自分を変えて行かねばなりません。ここが家庭倫理の会として是非申し上げたいところです。

 最後にお伝えしたいことは、毎日必ずあっと驚く感動することがあるはずです。魔法の言葉「今日もきっといいことがある」この言葉で感動が日々深まってきます。どれくらい「あっ」と感動できるでしょうか?それでは、私が見る度に感動するハップル展望台からの宇宙の写真を澄んだ天使の歌声に乗せてお贈りいたします。と締めくくられ、映像で映し出された広く深い宇宙の果てに、永遠のいのちと神秘な力、そして清らかな心とを感じながら終演となりました。


 終了後、この会場では販売できない図書の注文をする方が沢山いらっしゃいました。




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